結婚式や忘年会などで使うBGMの編集は、お気に入りの物を数曲、CD-Rで焼いたり、MDに編集したりすることと思いますが、例えば4分の曲では長すぎて2分に縮めたい、曲の途中を切ってつなげたい、最後フェイドアウトさせたい、最初と最後の曲は大きく途中の曲はしゃべりながらやるので小さくしたいなど、さまざまな曲の編集を事前にすることは、コンポやラジカセでも全く出来ないことはありませんが、細かな設定をするのは大変時間と手間がかかります。僕も最初はコンポでやっていましたが、なかなか大変でした。しかし、Macを使うと大変簡単にできることが分かりました。みなさんも是非利用してみてください。
出来ること
・曲を好きなところフェイドアウトしてきれいに縮める。
・最初と最後の曲の音量は大きく、途中でしゃべりながらやるマジックの時は音量が小さくなるようにあらかじめ設定しておく。
・曲の不要な部分をきれいに切ってきれいにつなげる
必要な物
・Mac本体(本体付属ソフト iMovie ・iTunes・QuickTime を利用します。)
・・・おすすめMacは「Mac購入ガイド」「Mac価格徹底比較」をご覧下さい。
・QuickTime Pro・・・Apple Storeからライセンスキー(3400円)を購入する必要があります。クレジット決済でライセンスキーがすぐに発行されますので、すぐに利用できるようになります。
方法
・まず iMovie HD を立ち上げて新規プロジェクトを作成します。
- 「オーディオ」を選択すると、iTunesに登録されている音楽が出てきますので、
- 使いたい曲を下のラインにドロップします。
- それぞれの曲のブルーのラインを上げたり下げたりしながら、またフェイドアウトさせたり、好きなように調整します。実際触ってみると好きなように調整が出来ることが分かると思います。
- 一つ分かりにくいと思うのは、曲自体を縮める時は、「表示」から「クリップの音量レベルを表示」のチェックを外して(一度選択して)、ブルーのラインを消す必要があることです。
- 曲の編集が終わったら「ファイル」メニューから「共有」を選択します。
- 次に、上段の「QuickTIme」形式を選んで、圧縮形式で「CD-ROM」を選択します。
- すると「.mov」ファイルが作成されますので、次にこれを開きます。
- QuickTimeが立ち上がりますので「ファイル」メニューから「書き出し」を選択します(この操作がQuickTime Proしか利用できません。購入はApple Storeから「Quick Time Pro」で検索してください。)。
- 「サウンドからAIFF」を選択します。
- 「.aif」ファイルが作成されます。
- これをiTuneのプレイリストへ登録して、後は通常通りCD-Rへ焼けば完成です。
BOSEの電池内蔵式のスピーカーをノートパソコンにつなげて出力すれば迫力の音響で演技できます。