マジックショー構成の仕方 マジックの館

大勢の前でマジックを見せる際に、どのようにマジックを組み合わせ、演出したらよいのでしょうか。ここでは、簡単なマジックショー構成について解説します。

三部構成で考えると簡単です。

最初に 観客の気を引くマジック(シルクなど)をおこない、
(日本の観客は反応が悪いので、最初にある程度インパクトを与えた方が良いと思います。)

間に じっくりとおこなうマジック(メンタルマジック、観客に手伝ってもらうマジックなど)を、

そして最後は 印象に残るようなマジック(プロダクションマジックなど)を

おこないます。

そして、できれば、全体に一連の流れ、統一感があるほうがより良い演技となります。流れというのは、色や雰囲気、テーマがそろっていると言うことです。

小さな集まり(クリスマス会や学校など)での5分位のマジックショーの一例として、


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  1. BGMとともに赤いシルク(30cm×30cm)を持って登場。あらためて見せた次の突然ステッキが出現(アピアリングケーン)。歓声があがる。次に絵本を取り出し、中は真っ白で何も書いていないことを見せます。先ほど出したケーンで魔法をかけて、息を吹きかけてめくると、カラーの絵が出てきて再び拍手をうける(マジックブック)。

  2. BGMを小さくして、観客の一人に舞台に上がってもらいます。観客の名前を聞きながら一つの小さなスポンジウサギを握ってもらうと、客の手の中で2つに増え観客は声をだして驚きます。もう一度握ってもらうと4つに増え、それをあわせておまじないをかけると大きな一つのスポンジウサギに・・・(ミスターラビット)。手伝ってもらった観客にお礼をいいながら、拍手で席へ帰ってもらいます。

  3. ここで、BGMはアップテンポなものになります。1枚のシルクをみせてふると2枚に、その1枚をとってまたふると2枚に、シルクが次々と現れ、それらをまとめるとシルクがわき出てきて最後には大きなシルクに変化(ファウンテンレインボー)。観客からは大きな拍手。観客に軽く会釈して退場。BGMフェイドアウト。

演技の強弱に加え、途中で観客と触れ合う場を設けているのもポイントです。

全体からよく見えるような少し高い台の上で演技を行い、

観客席の照明は若干おとし、自前の1500円くらいのスポットライト(家庭用のクリップライト)を、演技する左右におけば、よりよい雰囲気がでるでしょう。

マジックの技術を磨くことはもちろん大事ですが、BGM、照明など、演出を工夫することによって、その効果は何倍にもなります。

いろいろ工夫してみてください。

ここで、イメージした道具については「ステージマジック講座」を、BGMについては「マジックBGM集」を参照してください。


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